代表CEOメッセージ

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起業家のバックオフィス業務の負荷をテクノロジーの力で
減らしていきたい

我々はそんな想いでこのサービスを提供しています。

2007年私が独立して会計事務所を始めたとき、この業界はマニュアルによる作業がとても多く残っていました。それは新設法人であっても同様で、特に新設法人の場合、税務申告書はとてもシンプルなのにも関わらず税務申告書作成のために会計事務所に高いお金を支払わざるを得ない状況でした。

そこで、2010年に日々の取引記録を仕訳の形に自動変換し効率的に会計処理ができるシステムを開発し、2012年にそれを新設法人向けに特化させてサービス化し、当時としてはかなりリーズナブルな価格でスタートアップ企業に会計・税務サービスを提供してきました。

また、紹介等で徐々に広がっていった多くの新設法人のケーススタディを積みながら2016年にこのシステムをクラウド化しクライアント向けに無料で提供してきました。さらに、2019年に税務申告書(法人税、地方税、消費税)をRPA使って自動的に作成するシステムの開発に成功し、これら一連の流れから本年、本サービスを提供することができるようになりました。

この間、我々はシステム開発だけでなく多くの新設法人、ベンチャー企業の創業者と接してきました。彼らが疑問に思うことも聞いてきました。我々のようにバックオフィス業務に馴染みのある人間からすると思ってもいなかったことも分からなかったりするのだということも知りました。一方で、事業に関する込み入った話や、時には話や愚痴を聞くだけだったり同意を求められるだけだったり、経営者の問題はとてもテクノロジーだけで解決するものでもないことも学びました。

そういった貴重な経験が我々の中には形式知・暗黙知の両面で蓄積されています。

画期的なアイディアや素早い行動力、胆力や慎重な姿勢など起業家の方から勉強を得る機会は多々あり、起業家の方と接することは我々にとっても人生の大きな糧になります。少しでもそのような方の力になれることは我々の誇りである、心からそう感じます。

時代はこれからも今まで以上のスピードで変化していきます。

我々も時代の変化に極力キャッチアップしていき、起業家のバックオフィス業務をより効率的にサポートしていきたいと考えています。一方で、永遠に変わらないものもあります。

我々はテクノロジーで代替できるところは大胆かつ積極的に効率化を進めつつも、同じくらいの労力で変わらない部分を見極める努力をし、その部分については丁寧に、そして安心感を持ってもらえるようにサービスを提供していきたいと考えています。そのための仮説検証を今後もずっと続けていく。

それが我々の存在価値だと考えています。

2020年6月

株式会社Tax Technology

代表取締役 上田 昌宏

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